新築建物の固定資産税評価について 個人情報の流失?
建物の固定資産税は一発勝負!
家を建てると、当然のように自治体の税務課が家を調査して課税します。
登記費用も高いですが、
固定資産税の方が格段に高いです。
その根拠についてですが、登記と密接に関係しているのをご存知ですか?
建物表題登記、建物表題変更登記や所有権移転登記により、登記所から自治体の税務課に登記に使われた資料が送られます。
実は、全て登記を根拠にして課税の手続きを行っているのです。
なぜ建物の固定資産税は一発勝負なのでしょうか?
構造が軽量鉄骨造瓦ぶき2階建て床面積135uの建物のどこにでもある一戸建ての家ですが、
固定資産税は1年間で約20万円です。
新築から何年間かは減免がありますが、
建物の固定資産税は一度決まってしまうと毎年多額な税金を納めることになります。
建物は再建築費を点数として評価します。
再建築費とは、再び家を建てるのかかる費用のことです。
建物のコンセント1個からこまごまと1つ1つ点数があり、それを積み立てます。
その合計点数を基にして課税されます。
土地と建物は、3年に1度、評価替えを行いますが、建物は再評価はされません。
考慮されるのは、その年の材料費の単価です。
材料費が高騰していれば、固定資産税も高くなります。
一番重要なことは、最初に決まった点数によって、建物が無くなるまで課税されます。
点数は、再度計算しなおしません。最初の1回だけです。
ですから、最初が肝心です。
建物の固定資産税の事例
平成12年までは洗浄器付きトイレ(ウォシュレット付きトイレ)はないものと比べると倍違いました。
洗浄器付きトイレが2つある家では毎年4,000円前後税金が高いのです。
洗浄器付きトイレを後付すれば毎年4,000円の節税になりました。
単純計算で、20年×4,000円= なんと 8万円です。
実際は年数と共に少しは下がりますが、大きいですね。
これがヒントです。
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